$ cat 記事 · 2026-07-08 · 読了1分

AIで何か作ってみたい。まず何をすればいい?

コードが書けなくてもAIで何か作れるらしい。でも何から?という人へ、全体の流れをざっくりつかむ最初の地図。

「AIを使えば、コードが書けなくても何か作れるらしい」。 そう聞いて、いざ始めようとすると、何から手を付ければいいのか分からない。俺も最初そうだった。

この記事は、その「最初の地図」を渡すためのもの。細かい作り方じゃなくて、全体がどうなってて、どういう順番で進むのかを、ざっくりつかむための1本。

そもそも、何が「作れる」の?

先に、勘違いしやすいところを1個。

AIで作るっていうのは、自分がプログラムを書けるようになる、って意味じゃない。 コードを書くのはAIの担当。自分がやるのは、何を作りたいか伝えることと、ちゃんとできてるか確かめること。やるのはこの2つ。

料理でいうと、自分が包丁を握るんじゃなくて、腕のいい料理人に「こういうの作って」と頼む側。そのかわり、出てきた皿が注文どおりかは自分で見る。それでも、できた料理は自分のものになる。

作って動かすまでの、ざっくりの流れ

だいたいこういう順番で進む。

作りたいものを決める(ここが大事。ゴールがぼやけてると、AIも的外れなものを出してくる) AIに頼んで、コードを書いてもらう 自分のパソコンで動かしてみる(ここで初めて「動いた/動かない」が分かる) 人にも使ってほしいなら、ネット上に公開する

この4番、「自分のパソコンの中」から「誰でもURLで開ける状態」にする作業を、デプロイと呼ぶ。今は言葉だけ覚えておけばいい。

手を動かす前に、1個だけ確かめておこう

AIに頼む前に、自分のパソコンで最低限の準備ができてるか見ておくと、後でつまずきにくい。

そのとき使うのが、ターミナルという、文字でパソコンに命令する画面。マウスでポチポチする代わりに、コマンドを打って操作する。開き方は用語のほうにまとめてあるから、そっちを見て。

開けたら、試しにこれを打ってみる。何かを壊すコマンドじゃないから、こわくない。使ってるパソコンで打つものが違うので、自分のほうを。

Macの人:

bash# パソコンに Python という道具が入ってるか確認する(読むだけ) python3 –version

Windowsの人:

py –version

(py でうまくいかないときは python –version も試す。)

うまくいくと、こんなふうにバージョンの数字が出る。

Python 3.12.0

数字が出れば、入ってる。「認識されません」みたいなエラーが出たら、まだ入ってないか、呼び名が違うだけ。どっちにしても慌てなくていい。ここで見てほしいのは、「数字が出たか/出なかったか」で今の状態が分かる、ということ。作りながら何度もやる「確認」の、いちばん小さいやつだ。

先に1個だけ、事故の話をさせて

始める前に、これだけは知っておいてほしい事故がある。APIキーの扱いだ。

APIキーというのは、AIなどのサービスを使うための、自分専用の合鍵みたいなもの。これを、うっかり人に見せると悪用される。詳しくは用語のほうに書いたけど、「合鍵は人に見せない」とだけ、今は頭の隅に置いといてほしい。

やりがちな事故を先に1個知っておくだけで、踏まずに済む。これも「確認」の一種だ。

完璧に分かってから、じゃなくていい

正直、全部を理解してから始める必要はない。それを待ってたら、なかなか始められない。

作りたいものを一個決めて、AIに頼んで、動かしてみる。詰まったら、そのとき引っかかった言葉をここで調べる。その繰り返しで、だんだん分かってくる。

同じエラーで詰まってたら

やってみても直らない、別のエラーが出た——そんなときは、その場で相談できます。コードは貼らなくてOK、キーは伏せてくださいね。

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